歴史のある古和紙のお面「嵯峨面」 藤原孚石作   魔除けのご利益 磐若 赤鬼 青鬼 仏像(赤) 厄除けのご利益 武悪 飛出 うそふき(ひょっとこ) 小督(若女) 仏像(青)      火伏せのご利益 天狗 カラス天狗     福寿のご利益 お多福 福ゑびす 大黒 寿猿 長寿のご利益 百歳 翁 その他のご利益 カッパ(水難除け) 稚児(家内安全) 観音(家庭円満) 干支面 2008年子年 2009年丑年 2010年寅年 2011年卯年 2012年辰年 2013年巳年 2014年午年 2015年未年 2016年申年 2017年酉年 2018年戌年  2016年 干支面(申・さる) ≪送料無料≫ サイズ:約22×16.5cm ※納期2週間ほどお時間を頂戴いたします※        ※恐れ入りますが、以下 あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
 ・嵯峨面は、一人の職人が一つずつ手作りしています。
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          お面に色付けをする藤原孚石氏    石こうでできた顔の型に合わせて、十センチ四方程度に切った和紙を幾重にも張っていく。
  和紙は、明治初期の和本をばらしたものを使う。
 「それ以降のものは紙に“こし”がなく、しっかりとした面ができない」  最後に張る「内張り」で、鬼や天狗の面には漢詩や歴史書を使い、稚児やお多福などには、かな文字の多いものを用いる。
  細やかな心遣いで、面の裏側にも表情を持たせる。
  工房の棚で二日ほど乾燥させたあと、型からはずし、さらに数日間の陰干し。
ようやく絵の具で色を付ける。
  「和紙の温かい素材感を失わないように」注意して下地の色を塗っては乾かす作業を数十回繰り返し、最後に表情を描く。
  嵯峨面は嵯峨釈迦堂(清凉寺)で行われていた狂言の面を模して作られたのが始まり、といわれる。
  江戸後期以降、厄よけ、魔よけとして、寺社で販売されていたが、昭和初期には完全に途絶えてしまった。
  復活させたのが、藤原さんの父、初代孚石さん。
  学生時代から面作りを手伝ってきた藤原さんが、後を継ぐのは自然の流れだったという。
  父がくれたアドバイスは「おまえはおまえの面を作れ」の一言だけ。
  以来、常に試行錯誤を続け、心和ます「味のある表情」づくりを目指す。
  父の作品をまねてみたこともあったが、わざと作ってできるものではなかった。
  「やはり作り手が人生を経ないと『味』は出てこない。
人生の顔と同じでね」と笑う。