商品の詳細 作家名 チベット仏画・カルサンラマ 作品名 六道輪廻図・10637 技法 真筆 額寸 ヨコ815xタテ1070 (mm) 絵寸 ヨコ620xタテ870 (mm) 良好 額付き 箱付き 真筆 ■本作品は、一点づつ手描きで描かれた肉筆の作品です。
■下地には、無地の木綿布を使い、この布の上に白土と膠を混ぜたものを塗り込み、表面を平滑にしてから絵を描きます。
この処理は顔料の剥離を防ぐためです。
顔料は天然鉱色材や科学的な色材が用いられる場合がありますが、天然の顔料は非常に高価で、しばしば科学的な色材が用いられます。
各尊像の比率は細かく決まっていて、タンカ絵師たちはそれぞれの師匠から指導を受けます。
■タイトル / 六道輪廻図大きな円を六等分して六つの世界が描かれています。
転生によって生まれ変わる場所は六種あるといわれ、下位から、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの世界です。
中央には、鳥と蛇と豚が三竦みのかたちでそれぞれの尾をくわえており、それぞれが鳥=貪(むさぼり)、ヘビ=瞋(いかり)、豚=痴(おろかさ)の三種の煩悩をあらわしています。
つまり、この三種の煩悩のため生存に輪廻があり苦が生ずる、そのことを示しています。
六道輪廻図は、見るものに世界のあり方を開示し、仏教徒としてのあるべき姿へ導くものなのです。
■作者/ カルサン・ラマ 1962年生まれ。
曽祖父の代にカングリンよりネパールのリサンクーに移住。
代々タンカ絵師をなりわいとしてきた家系で、祖父及び父よりタンカ制作の手ほどきを受けた。
リサンクーのニンバゴンバにて修行後、独立。
現在に至る。
■作品の状態/ 肉筆画(紙に絵の具)額縁、シートとも良好です。
ただし、額縁には多少の微キズあり額付き、箱 黄袋付き ・・・仏教美術の粋である曼荼羅の世界・・・この世にほとけを出現させるべく、厳しい修行を積んだチベット仏画師が 精魂を込めて緻密に描き上げています。
その卓越した筆つかいを、肉筆ならではの醍醐味を、お手元でぜひ、ご鑑賞ください【現品1点もの】六道輪廻図 カルサン・ラマ/作 肉筆仏画 他の◆チベット仏画・カルサンラマ◆作品を検索チベット仏画・カルサンラマ『六道輪廻図・10637』真筆・あす楽・【絵画・美術品】 お部屋のインテリア・新築祝い・開店祝い・贈りものにお使い下さい!